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議員の靖国参拝
数年前、日本で学んでいた中国人の留学生に聞いたことがある。「お国では反日ドラマが放映され、学校では反日教育をされると聞いています。日本なんか嫌いではないのですか?」

ぶしつけな質問だとは思ったがどうしても聞きたかった。もうすぐ28歳になるというまじめな中国の青年は流暢な日本語でこう答えた。

「戦争中の日本軍の行いに対する怒りはあります。しかし、それは上層部がさせたことだと考えています。一般の人々に対する気もちは別です。」
・・・・

先日100人以上の国会議員が靖国参拝をしたという。100人以上というのは2005年以来だと韓国や中国が批判を強めている。

参拝した国会議員はみな申し合わせたように「外交に影響はない」と言う。中国や韓国が態度を硬化させるのはわかりきっていたろうに。
また「国のために命を落とした英霊のために参拝するのは当たり前のこと。他国にあれこれ言われる筋合いはない。」と言う。

私は判で押したような彼らの受け答えを見ながらためいきをつく。あの戦争で何が行われたかを少しでも知ればこんなことはいえないはずなのだ。

しかも中韓は戦争で命を落とした一般兵士を祀ることを批判しているのではない。靖国がA級戦犯を合祀していることにこだわっているのだ。

日本人がA級戦犯つまり戦争の指導者を肯定することは、先の大戦に対する後悔や近隣への謝罪の気持ちがないと映る。

たとえばドイツの国会議員が大挙してナチスの戦犯を祀った施設を参拝したら、ドイツに占領されてた国々はどう思うだろうか。ドイツが先の大戦の総括が出来ていると思うだろうか。ナチスの復活を望む危険な国と映るのではないか。

あるいはアメリカの議員たちが、原爆を開発した科学者や実際に落とした兵士の墓に大勢参拝して「わが国を勝利に導いた英雄」とたたえたらわれわれ日本人はどう思うか。日本の批判に対して「他国の脅かしに屈しない」と言ったらどういう気持ちがするか。

A級戦犯をあくまで一般兵士と同じに扱うなら、日本人にとってせっかくの「落としどころ」を失うことになると思う。中国や韓国は日本国民全体を憎むしかなくなる。その行き着く果ては戦争である。

「自分の祖父母に残忍なことをした国民に天誅を加える」という気持ちになったら、何かがあったときに彼らに気持ちの上で歯止めが効かなくなるのではと懸念する。

資源のない日本が戦争をすればどうなるか、われわれは経験済みである。絶対に戦争だけはしてはいけない。

後先を考えない馬鹿な政治家は消えてもらいたい。憲法の改悪を考えている彼らは戦争になったら、若者を駆り出す気である。「国のために」と言うのだろう。

彼らの言う「国」ってなんだ?人も住んでないような南の小島なんかを守るために若者の大切な命を差し出す必要などない。守るべきは政治家のちっぽけなプライドや小理屈ではない。

守るべき「国」とは若者の命そのものである。日本の若者の命を守るためなら、亡くなったA級戦犯の方たちも喜んで合祀とりやめに賛同してくださるに違いない。

彼らが指導者としての責任を感じる人たちなら、ふたたび日本の若者が戦争に駆り出される要因になることを望むはずがない。
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