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疑わしきは被告人の有利に
木嶋佳苗被告の裁判の判決は死刑だった。

直接証拠がなく状況証拠だけで死刑が決まってしまった。

裁判員たちは100日もの間重い心を抱えながらこの結論までたどりついたと言うが、大きな間違いをしてしまったと思う。

私だって事件の詳細を知ると、心象的には限りなくクロに近いとは思う。

しかし状況証拠はあくまで状況証拠でしかないのだ。

どんなに被告が特異な性格をしていて、とんでもない私生活を送っており、状況的にはクロであることに疑いようがなく見えても、それは有罪とするに足る証拠とは違う。

検察は論告で「前夜は星空だったのに、朝は一面の雪化粧。雪が降る場面を見ていなくても、夜中に降ったのは明らかです。」と言って間接証拠だけで罪に問えると主張したらしいが、へんなたとえ話だ。

朝雪化粧でも必ずしも空から雪が降ったとは限らない。夜中に誰かが雪をばら撒いたかもしれない。ありとあらゆる可能性を検証しなくてはならない。

無罪の可能性が0,001%でもあるなら有罪にしてはいけないからだ。

「疑わしきは被告人の有利に」は、100人の犯罪者を無罪にすることになってしまっても、1人の冤罪を出さないためには厳として守らねばならない原則である。

稚拙な論理で状況証拠だけで罪に問えると強弁する検察官。これでは日本はまともな法治国家とは言えない。

事は木嶋被告だけの問題ではないのだ。
状況証拠だけで有罪にしてしまった今回の裁判は、判例として今後のすべての裁判に影響するだろう。

平気で法の原則を踏みにじられていることに大きな危惧を覚える。

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