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2010/07
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加藤被告
秋葉原事件の加藤智大被告が、事件の原因を自分なりに分析している。

その一つに、自分の考えを言葉でなく行動で示そうという考え方がかれにあること。事件は母親のせいではないと前置きして、その考え方は、母親の育て方に影響を受けている、と。

加藤被告の母親は常軌を逸した「しつけ」をしていたようだ。

寒い中何時間も外で泣き叫んでいたことを近所の人が覚えている。

食事が遅いからといって、食べ物を廊下にぶちまけ加藤被告に食べさせたこともあるという。

また、女子からきた年賀状を冷蔵庫に貼って見せしめのようにしたとも。

母と結託して加藤被告を「アレ」と呼ぶ弟。妻に遠慮して口を出せない父親。

知れば知るほど、彼の幼少時の家庭が、愛ではなく屈辱を叩き込む場所だったことを知る。

昔からときどきあった「親殺し」も加藤被告の「無差別殺傷事件」も、さらにはニュースにはならない若者の自殺の多くも根っこは同じである。

親の愛の不在が子供の生きる力を奪う。彼らは同世代の友人を作ることが出来ない。ましてや恋人も作れない。職場で同僚と話すことにもたいへんな苦労を感じる。

普通に親の愛を感じて育った人間がたやすくできることが彼らにとっては、ひどく難しく感じるのだ。

そしてある日、そうした自分自身を否定する気持ちが暴発する。形は違っても他殺も自殺も中身は同じだ。親への怒りがどこへ向くかだけの違いだ。

冷静に事件の原因を分析することが自分のせめてもの義務だと、被害者や遺族に誠実であろうとする加藤被告のまじめさが痛々しい。

事件の被害者も遺族も大変気の毒だ。しかし、「事件を起こすべきでなかった」と後悔している加藤被告も大変気の毒な人だと思う。
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